YAMAHA Handmade Ideal

なぜか、このイデアルという楽器は変な運命を感じる。

これまで３本のイデアルを使ってきた。

はじめは、総銀製に金メッキ、インラインリングキー、C足部管の楽器。

２本目は総銀製カバードキー、C足部管の楽器。

２本目のイデアルを使っているときに、頭部管だけ金リップのモノに変えた。たまたま生徒の楽器を試奏しているときに、

そのイデアル頭部管を下位モデル（フィネス）の総銀製につけてみたら、なぜかめちゃくちゃ良くて！！！

結果、２本目のイデアルは手放し、フィネスYFL777に組み合わせて使用していた。

そんな中で突如現れた、なぜかボディだけのイデアルUSED。

ソルダードタイプが多いイデアルにあってはちょっとめずらしい、ドローンタイプ。しかもタンポがウエサワ・パッディング・システム（UPS）に変えてある。（さらに珍しいことに、UPS-Wタイプ）

面白すぎる。

吹いてみたらまた面白い。

これまでに吹いてきたイデアルとは全然違う。

僕のイデアル頭部管（金リップ）にシンデレラフィット。

（サイズは当然だが、響き方が！）

しかもかなりのお値打ち品。

ボディだけの販売ということで、相当値段が安かった。

そのようなわけで、３本目のイデアルが、ファミリーの仲間入り。